2021-6-26OA「京都 癒しの旅」北山杉の里

公開日時:2021-07-11 08:21:10 / 放送局:FM87.0 RADIO MIX KYOTO / 番組タイトル:RADIO MIX KYOTO 京ごよみ

京都の人が楽しめる京都の旅を京都の旅のプロにナビゲートしてもらう「京ごよみ」の時間です。今日ナビゲートしてくださるのはこちらの方です。「京都 癒しの旅」の下戸眞由美さんと安藤加恵さんです。 今日もまた素敵な旅をお願いします。今日は京都駅から1時間ほどバスに揺られて北山杉の里に行って、その後ちょっと周山の方までにかけるような旅にしたいなと思っています。京都駅のバスターミナルからJRバスに乗りまして1時間に1本ぐらい出てるんですけど、周山行きのバスに揺られて中川学校前っていうところで降ります。自治会館のような建物の前に中川八幡宮という神社がある。古い神社で鎌倉時代にできたそうなんですけど、その中に大きく太い白杉があって、樹齢600年とか言われているんです。杉自体が神様というような神社があります。神々しいですね。歩きやすいようなスニーカーとかで行かれる方がいいかなと思います。 そこ降りまして、ずっとまた歩いて行くとこの清滝川が流れていて、木の橋が架かっていて、北山杉の木造の倉庫群が見えてくる。ちょうど川端康成の小説「古都」に出てくる場所ですね。小説の感じを実際に体験できる。京都の四季を感じてもらいながら、それと女性達がすごい役割を担っていたという風に言われていて、北山杉は実際、大きな川がないから川を通せなかったそうなんですよ。だから昔は担いで鷹ヶ峰のほうまで下ろしておられたそうです。それを担いでおられたのは女性だったと聞きました。北山杉は何十年も経ったしっかりした木と、お茶室とかに使われるような細い木と両方あるようで、たぶん、細い木の方は女性が運ばれたのかなと思います。いろんな種類があるんですね。ものすごく危険を伴う作業をされて、大切に作られている手間かかっています。 その倉庫群を通ってその倉庫群が右手に見て左では集落があるんですけれども、小さい細い路地みたいなバイク等のも大変ぐらいのところずっとこう上がっていったら、お地蔵様とかはこういっぱいある場所があって、そこをずっと通り抜けたらお寺があるんですね。そのお寺のお庭がすごく綺麗で、見所満載で紅葉の季節なんかはとても綺麗でおすすめです。杉と紅葉と、春だと桜がみたいに。ちょうどお寺から見るとその清滝川の向かい側に北山杉の山の景色が一望できる場所があって、それを見たときに、わーっと思ったのが、その山がね北山杉の一面というよりはパッチワークを張り合わせたみたいになってるんですよ。山は同じ年代の木ばっかりだったら山を支えることができないので、ここの年代、ここの年代で分けって北山杉の樹齢が違うものが育ててある。なのでちょっと若い木の黄緑だったり濃い色があったりとか、山を見たときにパッチワークのように見えるんですよ。そう風にされていると説明していただいたという記憶があるんです。 集落周って1時間ちょっとぐらいで、もともとのバス停に戻ってきたら今度もうちょっと歩を先に進めたいと思います。 周山行きのバスに乗って終点の一つ手前の京北合同庁舎前っていう所で降りていただいたら道の駅ウッディー京北があります。またそこでしか食べられないソフトクリームとか美味しいものがあります。お蕎麦があったりとか、地元ならではの納豆餅をお蕎麦屋さんでいただけたりもします。中川地区で杉の香りも感じて、杉乃精さんっていう和の精油、アロマオイルを作っておられるという会社があって、そちらの方がピザ窯もお持ちなんですよ。工房見学もさせてもらって、一緒にピザも作ってもらえたりもするので、足湯もさせてもらえるってことなんでね、またそんな旅もつくっていきたいなと考えています。ピザも旬のお野菜で作ってもらえるし、杉のアロマオイルもスッキリするんです。杉の香りは、体の緊張をほぐしたり、気分をリラックスさせる効果がある。血圧を下げたり心拍数を少なくするような効果があるみたいです。落ち着きますよね。自然に親しむ時間をつくれたらと思っています。 杉乃精さんのアロマオイルはグッドネイチャーステーションさんの、四条河原町ちょっと下がったところの3階に置かれています。ちょっと試しにどんなんだなっていうのは街中で香りをかいでいただけると思います。 京都癒しの旅さんでは、こういう旅もこれから企画していきます。 ホームページやブログも毎日更新していますし、京都癒しの旅のラインもほぼ毎日更新していますのでまたご覧頂けたら嬉しく思います。

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